子どもにとっての栄養は、身体を作る栄養素が適切に体内に取り込まれてはじめて効果を発揮します。結果として病気を予防して健康増進を図ることができるのです。さらに、発育発達を促すという点で重要です。栄養素は体重あたりに換算すると非常に高いのです。子どもは未熟なので栄養素は不可欠です。適正な量が取れないと、異常の発生につながることもあります。

栄養に対する子どもの特徴

1…エネルギー・栄養素の必要量が大人より多い。
2…適正なエネルギーや栄養素の幅が狭く、過不足時の影響が大きい。
3…免疫力が次第に消失し、病気や細菌に対して抵抗力が弱ってくる。
4…食品の選択に対して知識に乏しく、自分では食行動がとれない。
5…味覚、食習慣の形成する大切な時期!
6…発育、発達、食行動、食事量など個人差が大きい。
7…自我の芽生え、食行動の自立が起こる。
8…食環境が知識面、情緒面などに大きく影響を与える。

食べることを通して、心と身体と両面の健康増進を図ることができ、さらに1日の生活が規則正しく営めるようになることも必要です!


子どもにとって食事とは

1…1日の生活リズムの基盤となります。
2…子どもの食生活は、大人の影響・育て方の影響が強く反映されます。
3…子どもからだの理解、食生活全体についての正しい理解が必要です!
4…食べるための機能・消化吸収機能の発達に応じた、食物・調理法が必要。
5…食生活が不適切な場合、子どもの心身の健康が障害されることが多い。
6…心身の状態や環境・生活が、子どもの食生活に容易に影響を与えます。


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福祉けんこう課子育て支援係 TEL:042-598-3122